たまには真面目に。就職してから、その先に自分が何を目指すのかという事をあれこれ考えた。アーティスとになりたいのか?デザイナーになりたいのか?そんな問いかけを自問自答していたんだが、はっきりと答えは出なかった。アーティストとデザイナーは相反する物としてよく用いられる言葉だが、私はそのどちらにもなりたいと思った。なぜなら社会に順応したアーティスト、社会で需要のある映像作家になりたいと思ったからだ。作品が社会の一部になってほしい。自分の創造する作品の世界観を見て、仕事が舞い込んでくる様になったら素晴らしい形なのではないだろうか。既にこの形を実現している映像作家さんは日本にも多々いると思う。アーティストの様に自己満足で作品を発表し続ける訳でもなければ、デザイナーの様にクライアントにただ言われた通りの物だけを作る訳でもない。私は決して両者の事を批判している訳ではない。どちらも長所短所はあると思うし。ただ、自分の世界観をクライアントが理解してくれて、信頼してくれて、ある程度自分の好きに作らせてもらえたらなんと素晴らしい事か。そんなの極稀かもしれないけれど、そんな理想は持っていたい気もする。そして結論として、やはりこれは作家寄りの考えななのかなと思ったりもする。
PANIQUE AU VILLAGE/pic pic andre
今日は
Nexus ProductionsのVincent Patar + Stephane Aubierが手がけたShortFilm。授業で何度か紹介されていたのを思い出しました。この作家は私が今日書いた事を実践している良い例だと思います。CMも作っているし。ShortFilmは笑えます。
Panic in the village は他にもシリーズがあります。